持ち物がない!こんな時は、ここを探そう。
1年生の子どもたちは、物をよくなくします。本当によくなくすのです。
「鉛筆がありません」「消しゴムがありません」などなど、学校ではこのような訴えが絶えません。
「さっきまであった(気がする)のに・・・どこへいったのだろう?」こんな風に言う子もいます。
もう、えんぴつや消しゴムなどの小さいものは、なくなって当たり前と思った方がよいです。
しかし、親の気持ちとしては、物がなくなったら、「もしかしたら、誰かに意地悪をされて、隠されたのでは...」と心配されるかもしれませんが、まずは、少し探してみましょう。
○自分の家にある
学校には初めから持ってきていないが、学校に持ってきたと勘違いしているパターンです。教科書や宿題などに多いです。また、鉛筆や消しゴムについても同じようなケースがあります。
教科書については、自宅の教科書を置く棚に入っていたり、兄弟の机に紛れていたりする場合があります。また、壁の裏や壁と机の間に入り込んでしまっている事もあります。鉛筆や消しゴムなどについては、宿題をした机やテーブルに置き忘れている場合が多いです。
○学童にある
筆箱や宿題、校帽などに多いです。学童に通う子は要注意です。
学童に行ってそのままうっかりと忘れてしまった場合です。
○自分の机の近くの床
あんがい、教室の自分の席の近くに落ちていたりします。えんぴつや消しゴムなど小物に多いです。
○道具箱の中
道具箱の中に入っていることもあります。鉛筆や消しゴムなどが多いです。
○机の奥
机の中の道具箱を引き抜いて、探してもみてください。もしかしたら道具箱のさらに奥に入っている場合があります。
ここによくあるのは、えんぴつや色鉛筆などはもちろん、くしゃくしゃになったテストや学校からのお便りなどもよく入っています。
○友達が持っている
友達が持っていることも多いです。教科書やノート、筆記用具などは隣の子が自分のものと一緒にしまっている可能性があります。
一度先生に渡ったもの(宿題プリントや音読のカードなど)は返却する時に、友達のものと重なってしまうことがあります。そして、そのまま友達のランドセルの中に…ということもあります。
体育着の帽子やズボンなども友達が持っている場合が多いです。体育着から普段着に着替える時に、友達のものと混ざってしまうのです。
○落とし物箱の中にある
クラスには落とし物を集めておく「落とし物箱」があるかもしれません。また、学校内にも校内の落とし物を入れておく「落とし物箱」があるかもしれません。そこを探してみてもいいと思います。
おおよそ、このようなところを探すと、見つかる可能性があります。しかし、これ以外にも、手提げの中やうわばき袋の中、ランドセルの中はもちろんのこと、校庭や道に置き忘れてしまっていることもあります。
さがしてもない場合は・・・
文例としては
このように書けば、まあまず担任の先生は探してくれますし、クラスの友達に自分のところに紛れ込んでいないか声をかけてくれると思います。
ただ、担任の先生も忙しいとは思いますので、何でもかんでもというのは控えた方がよいかもしれません。
まずは持ち物の管理が自分でできるように、そして、もし持ち物が見つからないときは自分で探せるように、家庭でも気にかけていくことも必要です。