小学校の一大イベントといえば、そう!入学式です。
お子さんにとっては初めての小学校への登校となり、もう楽しみやら不安やらでドキドキしているのではないでしょうか。
ここではまずそんな入学式の一日の大まかな流れについて紹介したいと思います。
- 学校に到着
- 受付を行う
- 入学式
- 担任の先生の話・クラス写真撮影
- 下校
学校に到着
学校に着いたら、自分のクラスを確認しましょう。大きく掲示されていたり、クラス分けのプリントが配布されていたりするはずです。
何クラスあるのか、クラスには何人いるのか、保育園や幼稚園のお友達はいるのかなど、お子さんと話すのもいいかもしれません。
次に、受付を済ませます。受付には学校の教職員の方と6年生がいることが多いです。
ここでは、学校説明会の時に伝えられている提出物を提出します。
6年生にお子さんを引き渡して、教室に案内してもらいます。お子さんとはここでしばらくのお別れとなります。
お家の方は、そのまま入学式会場に向かうことになります。履いてきた靴を入れる靴箱はあるとは思うのですが、履き替えるスリッパや靴は、学校に用意していない可能性がありますので、持参していた方が安心です。(学校によっては土足のまま会場に入ることのできる場合もあります。)
会場に着いたら、入学式が始まるまで待つことになります。
とりあえず、学校に着いてからはこのような流れになることが多いでしょう。
それでは次に、お家の人と別れたお子さんが何をしているのか、お話しします。
入学式始まるまで
さて、お家の人と別れたお子さんは、そのあと何をしているのでしょうか。
自分の教室についたお子さんは、ランドセルを自分のロッカーにしまったり、トイレに行ったりします。
「えっ、うちの子ロッカーにランドセルをしまえるのかしら」なんて心配かもしれませんが、ご安心を。全て6年生がお世話をしてくれます。座る席を教えてくれたり「トイレにはいきたくないか」を聞いてくれたりと、いろいろとしてくれます。
もちろん、その教室には先生もいますので、安心をしてください。
クラスの子がそろうと、その教室にいる先生が、健康チェックをしてくれたり、入学式で行う呼名の練習をしたりしてくれます。
(新一年生の入学人数が多い学校では、時間短縮のため入学式での呼名がありません。)
そして、時間になるとみんなで並び、入学式会場に向かうことになります。
入学式の流れとおすすめの座る場所
式が始まる前には、携帯電話やスマートフォンのマナーモードに切り替えます。式中に着信音などがなってしまうととても恥ずかしい思いもしますし、学校関係の方からも「むむむ」という目で見られてしまうかもしれません。
そして、写真撮影やビデオ撮影は、その学校のルールに従ってほしいと思います。(立って撮影はしないでください、カメラは顔よりも高く上げないでくださいなどお知らせがあるかと思います。なければ周りの迷惑にならないように常識の範囲で撮影をしましょう。)
携帯電話やスマートフォンで写真を撮る場合はシャッター音にも注意してください.シャッター音がしなくなるアプリなどがあると便利です。
ところで、会場に着いた際、座る場所はどのあたりがよいのでしょうか。
座席が決まっている場合は仕方ありませんが、もし決まっていないのであれば・・・
お子さんが入場や退場の際には、中央の通路を通ることが多いです。ですから、中央の通路寄りの席に座ると、シャッターチャンスは多くなると思います。
式が始まると
国歌斉唱、教育委員会の方や校長先生、PTA会長の話などが続きます。そして、担任の先生の紹介やよくお世話になる教職員の紹介などがあります。
そして、お子さんの活躍の場、呼名です。(しっかりと返事ができますように)
もしかしたら、そのあとに上級生からお祝いの言葉や出し物があるかもしれません。(式の始まる前に出し物がある場合もあります。)
最後に、校歌を歌って、式はおおむね終了を迎えます。
式自体は30~40分程度で終わります。
大人にとっては大した時間ではないかもしれませんが、子どもたちにとっては長い長い時間です。最後までがんばってほしいです。
入学式終了後は教室にて
入学式が終わったら、「これで今日は帰れる~。」ではありません。もうひと踏ん張りです。
入学式後は、大きく2つのことがあります。
- 教室での担任の先生の話
- 写真撮影
この2つはクラスによって順番が異なります。
写真撮影があってから担任の先生の話を聞くクラスもあれば、担任の先生からの話の合間に、クラスごとに集合写真を撮るクラスもあります。担任の先生の話の後に写真撮影のあるクラスもあります。写真撮影のタイミングは担任の先生かそのほかの先生が知らせてくれますので、そのときはその指示に従いましょう。
さて、担任の先生からは、「本日の配付物」について話やお願いがあると思います。
配付物は、教科書や道具箱、あとはその他の教材などです。自治体や学校によって、配付物は大きく変わります。
そして、お願いは・・・これが大変です。
「今日配布したすべてのものに記名をお願いします」です。
わかりました。もちろん、名前を書きましょう!
クレパスや色鉛筆1本1本・・・
まぁ、ちょっと数が多いですが…名前を書きましょう!
この算数セットの全てのパーツにも・・・
えっ、ちょっとまってください。この棒1本1本にですか?100本くらいありそうなんですけど!!
そうなんです。算数の教材(算数の学習で使うブロックやおはじきなどが入っている箱)を購入した学校では、このようなお願いをされることがあります。
大変かもしれませんが、やるしかありません。ブロック1つ1つに、数え棒1本1本に、おはじき1つ1つに、そして、計算カード1枚1枚に・・・お子さんのために、名前を書きましょう!(計算カードを束ねるリングにも忘れずに!)
担任の先生の話と写真撮影が終わると下校です。
おおよそ12時~遅くても12時半には終わります。一日お疲れ様でした。
こんな時、どうすればよい